魚を飼うということは、何をどうしていいかわからない、管理が面倒とか思う部分もあるかもしれません。
なので、飼おうと思った場合は多少の予備知識が必要となります。
最も大切なことは飼う魚のことを知るということです。
例えば、寿命はどのくらいか、大きさはどのくらいなのか、エサはなにか、水温は何℃くらいなのか等々。
魚のことを知ることで、飼育環境の準備をすることができます。
ちなみに個人的にですが、金魚・メダカ・ネオンテトラ・グッピー・ベタなどが初心者向けの魚かなって思っています。
魚のことを知ったら、次に準備するのが飼育環境です。
絶対に必要なものとしては・・・
①水槽
②エアーポンプ(エアストーン等含)
③濾過装置
最低、この3点が必要となります。この3点があれば魚が飼えるというわけではないのですが、水温が関係のないメダカや金魚等の淡水魚であれば飼育はできます。
①の水槽は当たり前のことですが、大事なことは飼う魚に合った(大きさや匹数)水槽を用意するということです。これは単独で飼育する際も複数で飼育する場合も考慮した上で用意しなければなりません。
60cm水槽にメダカ1匹飼うのは間違ってはいませんが、観賞的にも飼育効率的にも合ってるとは言い難いです。そうなると、60cm水槽の水量に合わせた匹数(25匹くらい)で飼う方が合ってると言えます。
②のエアーポンプですが、これは水槽内に酸素をより多く取り込むために必要になります。魚も酸素を吸って生きていますから。
ブクブクしてるのをみたことあると思いますが、あれはブクブク自体が酸素ではなく、ブクブクする気泡によって、水面に動きを発生させ空気中の酸素を溶け込みやすくしています。
また、ブクブクすることで水槽内に水流ができて、水に溶け込んだ酸素を回す(水槽内の酸素濃度の差をなくす)という役目も担っています。
③の濾過装置ですが、これは説明が長くなるのでここでは省きますが、魚を飼っていると水質は悪化します。悪化したことを放置してると魚が死に至ります。この水質悪化することをできるだけ遅らせて、いい状態の水質を長く維持する為のものです。
水槽の水が悪くなるのであれば、水を毎日取り換えればいいという考え方もありますが、水を毎日取り換えれば水道代もかかりますし、魚にとっても、全水取り換えは急激な水質の変化になり、体調不良を招きやすいです。
その為、できるだけ水質の変化が少なく、水質が良い状態を保つために濾過装置が必要になります。